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図柄入りナンバー、地方版のデザイン発表 「くまモン」「カープ坊や」など採用「飛鳥」など“ご当地ナンバー”も(1/2 ページ)

国土交通省が、地方の風景を図柄に取り入れたナンバープレートを発表。地域・観光振興が狙い。「くまモン」など、地域のマスコットも盛り込んでいる。

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 国土交通省は5月22日、地方の風景や観光資源を図柄に取り入れた自動車用ナンバープレートを発表した。地域・観光振興が狙いで、国交省の募集に応じた全国41地域に導入する。交付は2018年10月ごろの予定。地域名表示を拡充し、17地域に“ご当地ナンバー”を追加することも決まった。

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熊本ナンバーは「くまモン」を採用
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主な導入地域

 ナンバープレートの図柄は、各自治体が提案したデザインを基に決定。熊本ナンバー(熊本県全域)には熊本県のPRマスコット「くまモン」、福山ナンバー(広島県福山市)には広島東洋カープの球団マスコット「カープ坊や」を盛り込むなど、地域の人気キャラクターも取り入れている。

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地方版図柄入りナンバープレートの一例

 1000円以上の寄付金を支払うとカラーのナンバプレートになるが、支払わなかった場合はモノクロのプレートを交付する。自治体は寄付金を交通改善や観光振興などに活用する。登録自動車と区別するため、軽自動車のナンバープレートには黄色の縁取りを施す。

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寄付金を支払わない場合はモノクロになる

 新たな“ご当地ナンバー”は「飛鳥」(奈良県橿原市など)、「出雲」(島根県出雲市など)、「伊勢志摩」(三重県伊勢市など)――など。地方のニーズの高まりを踏まえた施策で、交付は20年度を予定する。

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“ご当地ナンバー”の導入地域
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