ローソンがAIとタッグ、あなたのダイエット生活を“プロデュース”:ぴったりなロカボメニューを提案(1/2 ページ)
ローソンがダイエット用アプリユーザーの食生活に合わせた商品を提案するサービスを開始。個々人の食事内容をAIが分析する仕組みで特にロカボ(低糖質)の商品を打ち出す。
ローソンは7月24日、スマートフォン(スマホ)のアプリを通じてユーザーそれぞれの食生活に合ったメニューや商品を提案するサービスを開始した。ユーザーがアプリを使ってこれから食べる料理を撮影するとメニュー内容や食材、分量をAI(人工知能)が分析。食事のカロリーや糖質を気にしている人向けに、次の食事に適したメニューをローソンの店舗で販売されている商品を組み合わせて提示する。
糖質制限したい人に売り込む
食と健康に関するWebサービスを手掛けるリンクアンドコミュニケーション(東京都新宿区)のダイエット用アプリ「カロリーママ」上で展開する。「毎日ヘルシー!ローソン健康キャンペーン!」と題し、カロリーの収支を管理するコースと1日の食事のうち1食がロカボ(低糖質)になるようにするコースの2種類を提供する。
アプリ上でローソンのキャンペーンのバナーをクリックすると利用できる。ダイエット目的やバランスの良い食生活を心掛けたい人、糖質制限を実践したい人にアピールする。アプリは無料。リンクアンドコミュニケーションも同アプリで小売りと連携するのは初。
例えばユーザーが朝食を食べる前にアプリでその写真を撮ると、AIが料理の内容を自動で分析。カロリー量に加えて「鉄分が少ないので次は肉や魚をおかずにしては」などと、昼食で摂るべき食事をカロリーママがアドバイスする。さらにローソンのキャンペーンを利用した場合は、アプリが分析結果を踏まえて実際に店舗で売られているおすすめの商品を組み合わせ、写真付きでメニュー提案する。
特に同社がこのサービスでアピールしたいのが糖質を抑えたロカボの商品群だ。1食あたりの糖質量を4.4グラムに抑えたパン「ブランパン」などを提案する。糖質制限のダイエット人気を背景に、食生活にロカボを取り入れたい人に売り込む。
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