ニュース
“置きコカ・コーラ”始まる 小規模な職場向け飲料サービス、キャッシュレスで:外出時間を削減
コカ・コーラ ボトラーズジャパンが、小規模オフィス向けの飲料提供サービスを開始。サービス名は「Coke mini」。小型機材で飲料を販売する点と、決済方法をキャッシュレスに限定した点が特徴。
コカ・コーラ ボトラーズジャパンは11月6日、小規模オフィス向けの飲料提供サービス「Coke mini(コーク ミニ)」を始めた。自動販売機の設置場所を確保できない職場向けに、専用の小型機材で飲料を販売し、購入はスマートフォンによるキャッシュレスに限定することで管理を容易にした。
全国に約88万2000カ所あるという、従業員数が10人以上30人未満の事業所がターゲット。年内は東京都内限定で展開し、2019年から他地域に拡大する計画。
決済方法は「LINE Pay」「楽天ペイ」のみとし、現金の管理は不要。利用者は、決済用のスマートフォンアプリを起動し、買いたい商品のQRコードをスキャンし、決済完了画面を確認するだけで飲料を購入できる。
決済データを活用した在庫管理にも対応。顧客が商品を買うと、同社にリアルタイムで売り上げ情報が送られる仕組みで、在庫が少なくなった場合は必要本数のみ配送し、売り切れと過剰供給を防ぐ。
先行導入した企業では「かつては飲料を購入するためだけにコンビニに行っていたが、導入によって往復の時間が削減された」といった評価があるという。
関連記事
- 仕事は駅ナカで JR東、駅構内にシェアオフィス展開へ
JR東日本が、駅構内にワークスペースを設置する実証実験を行う。実施期間は11月28日〜2019年2月20日。ビジネスパーソンのテレワーク需要に対応する狙いで、実験結果を踏まえて事業化する方針。 - 回転すしの厨房はどうなっている? くら寿司で働く若きリーダーに見せてもらった
大手回転すしチェーンは安くてうまいすしを迅速に提供することで成長を続けてきたが、そのビジネスを支える厨房はどのようになっているのだろうか。くら寿司の新店オープンを次々と手掛ける若きリーダーに話を聞いた。 - 揚げ物・コーヒーを「セルフ販売」 ローソンが実験店舗をアキバに開業
ローソンが10月9日に、東京・千代田区に実験店舗をオープンする。揚げ物やコーヒーをセルフ販売する仕組みを導入して待ち時間解消を図る。イートインスペースのビジネスパーソン向け設備も充実させる。 - バイトが長く働く鍵は「初日の受け入れ方」
新人アルバイト・パートを迎える初日の受け入れ体制や初期トレーニングのあり方は、アルバイト・パートの採用後の定着やモチベーションを大きく左右します。本稿ではそのために基本となる4つのステップを紹介します。 - スマホをスタンプカードにする「光スタンプ」 CCCマーケとパナソニックが開発
キャッシュレス決済の推進と並行して、従来紙に押していたスタンプカードにもスマホ化の流れが始まりつつある。LED光源からの光をスマホで読み取って電子的にスタンプを押す仕組みを、CCCマーケティングとパナソニックが開発した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.