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防水・防じん・耐低温・耐衝撃 4つのタフネスを備えたデジタルカメラ「FinePix XP80」――富士フイルムから

» 2015年02月05日 14時46分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]

 富士フイルムは2月5日、レジャーシーンに最適なデジタルカメラ「FinePix XP80」を発表した。ブラック、イエロー、ブルーの3色展開で、発売日は2月26日。価格はオープンで、実売予想価格は2万5000円前後(税別)。

 「FinePix XP80」。左からブラック、イエロー、ブルー

 同機種は撮影時約179グラムという小型軽量ボディに4つのタフネスを備え、さまざまなシーンでの撮影に適したデジタルカメラ。防水・防じん性能では、保護規格IP68に準拠し、水深15メートルでも使用可能。摂氏−10度までの耐低温性能と合わせて、スキーやマリンスポーツなどレジャーシーンにも手軽に持ち歩ける。さらに、1.75メートルからの落下にも耐えられるため、万が一にも安心だ。

 有効画素数は1640万画素で、1/2.3型正方画素 裏面照射型CMOSセンサーを搭載。レンズは、35ミリ換算で広角28ミリ〜140ミリ相当のフジノン光学式5倍ズームレンズを搭載。光学手ブレ補正機能もあるため、暗い場面でも撮影できる。また、富士フイルム独自の画質設計技術により、水中撮影時の“青色”を自然に再現する「水中」「水中マクロ」モードでの撮影も可能。静止画11種類、動画6種類の撮影効果を選べる「アドバンストフィルター」機能も搭載しており、アーティスティックな写真撮影を楽しめる。

 撮影機能としては、10コマ/秒(フル画素時最大10枚)の連写と、フルハイビジョン60コマ/秒の動画に対応。さらに15秒から10分の5段階の間隔で撮影できるインターバルタイマー撮影機能を搭載し、定点観測撮影も可能。

 開放F値はF3.9〜F4.9。最大約2倍のデジタルズームを使えば、光学5倍と併用して、最大約10倍のズーム撮影ができる。ISO感度は標準で100〜6400。

 サイズは104.1(幅)×25.9(奥行き)×66.5(高さ)ミリで、重量はバッテリーとメモリーカードを含んだ状態で約179グラム、本体のみでは約162グラム。2.7型TFTカラー液晶モニターを搭載。

 バッテリーはリチウムイオンタイプの充電式で、標準撮影枚数は約210枚。バッテリー、ACパワーアダプター、プラグアダプター、ストラップなどが付属する。

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