NEC,アクセス系ルータもIPv6に対応

【国内記事】 2001.07.25

 NEC(NECネットワークス)は7月25日,IPv6に対応した小型ルータ「IX1000シリーズ」の販売を開始した。

 NECは昨年10月にIPv6対応のシャーシ型ルータ「IX5000」を発売したが,今回発売されるIX1000シリーズはアクセス回線やLAN向けの製品だ。こうしたアクセス回線向けのルータとしては,先にヤマハが,RTシリーズにおけるIPv6対応を表明している。

 同シリーズではIPv4/IPv6のデュアルスタックを採用するとともに,IPv6 over IPv4などのトンネリングも可能なため,既存のIPv4環境を生かしながらIPv6ネットワークに接続できる。もちろん,IX5000と対向して配置すれば,その間はピュアなIPv6通信となる。今後クライアントPCにWindows XPを利用し,サーバがSolaris8などで稼働していれば,エンドツーエンドのIPv6通信も実現できるはずだ。

 IX1000シリーズのターゲットは企業の支店・出張所や中小規模企業,SOHOなど。IPv4に限られるものの,PPPoEをサポートしているため,フレッツ・ADSLや光アクセスサービスなども利用できる。またIPSecベースのVPN構築が可能なほか,12月にはIP precedenceやDiffServによるQoS機能が追加される予定だ。

 IX1000シリーズとして3つの機種が発表されている。2つのイーサネットポートを搭載した「IX1010」は,9月末より出荷が開始される予定だ。価格は12万8000円。

 また,イーサネットポート2個に加え,WANインタフェースとしてBRIを搭載した「IX1020」は19万8000円,イーサネットポート3個を搭載した「IX1050」は29万8000円となる。いずれも12月末に出荷が予定されている。

関連リンク

▼NECネットワークス

[ ITmedia]