日本HP,ネットワークの使用料を元に財務分析を支援するツールを発表

【国内記事】 2001.07.26

 日本ヒューレット・パッカードは7月26日,IPベースのネットワークやサービスの使用料量をほぼリアルタイムに分析できる「hp dynamic netvalue analyzer(hp DNA)1.0」を発表した。

 同製品は,データを統計モデルに変換するhp DNA サーバと,そのデータをビジネス情報の形に解析・表示するhp DNAクライアントから構成されている。IPネットワークの使用量を元に,売上利益に関する財務分析や料金プランのシミュレーション分析を実行できる環境を提供する支援ツールだ。

 hp DNAは,同社が7月18日に発表した,「hp internet usage manager(hp IUM)v3.1」と連携して動作する。hp IUMは,ネットワーク機器やサーバなどから収集したデータを解析し,課金に必要なデータを抽出するツールである。hp DNAサーバは,このデータを統計モデルに変換し,hp DNAクライアントはそれを元に,ビジネス情報を表やグラフの形式で表示する。この際,クライアントでは対話的な操作が可能だ。

 具体的には,品目ごとに複数段階の定額制料金と従量制料金を設定したり,使用量の閾値を複数設定するといった作業が可能となる。また,サービスの使用量が現行の財務状況にどういった影響を与えるかをグラフィカルにまとめ,表示することができる。hp DNAクライアントでは,こうしたデータをXMLやCSV,あるいはバイナリ形式で保存することが可能だ。

 hp DNAはhp IUMと同様に,分散エージェントアーキテクチャを採用しているため,ネットワークやサービスのの拡張に対応できることが特徴だ。また,hp DNAが保存するのは生データではなく,財務上の統計モデルそのものであるため,処理速度も大幅に高くなっていると言う。

 hp DNAサーバはHP-UX 11XのほかRedHat Linux 6.2,Soralis 7/SunOS 5.7,Windows NT 4.0/2000で稼働する。hp DNAクライアントはWindows系OSに対応する。

 価格は,hp IUMも含め,1サーバ使用権および5台までのクライアント使用権を含んだライセンスが8893万円。同日より出荷が開始されている。

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[ITmedia]