ノベル,CDNソリューション「Volera Velocity CDN」を発表
| 【国内記事】 | 2001.11.19 |
ノベルは11月19日,Webコンテンツやストリーミングコンテンツなどの高速・効率的な配信を実現するコンテンツ配信プラットフォーム,「Volera Velocity CDN」を発表した。
Volera Velocity CDNは,米ノベルの子会社であるヴォレラが開発した製品群。ヴォレラは当初,ノベルのキャッシュサーバ「Novell Internet Chaching System(NICS)」をベースとしたキャッシュアプライアンスサーバの提供から始まり,製品ラインナップを広げてきた。
今回発表したVolera Velocity CDNは,NICSの後継製品となる「Excelerator」を中核に,ストリーミングコンテンツの配信を高速化する「Media Excelerator」,SSL暗号化通信を高速化する「Secure Excelerator」から構成されている。
このうちExceleratorは,一般的なPCサーバに搭載して利用する,いわゆるキャッシュサーバソフトウェアだ。リバースプロキシ,フォワードプロキシ双方に対応するほか,マルチレイヤスイッチと組み合わせての,透過的な負荷分散構成も可能だ。
Media Exceleratorは,RealMediaやWindows Media,アップルのQuickTimeなどのフォーマットに対応している。最大で数千規模の同時接続に対応可能だ。またSecure Exceleratorは,SSL処理をWebサーバに代わって行い,0.2秒未満のレスポンスタイムを実現するという。いずれもソフトウェアとして提供される。
いずれの製品も,販売開始は12月7日の予定だ。ノベルが総代理店となり,同社の代理店経由で販売されるほか,NEC,東芝,日立製作所,富士通の各社にOEM提供される予定である。
まずはビジネスユースがターゲットに
同社によれば,今回発表された3製品は,あくまで「高速配信」を実現する第1ステップに過ぎない。ノベルでは今後,CDN全体をサポートするため,2002年3月より「運用管理」のための製品群を,また2002年12月には,CDNの実現をサポートするため,コンサルティングや製品サポートなど,各種サービスを提供していく計画だ。
このうち運用管理ツールとしては,Exceleratorの管理・運用,モニタリングを行う「System Controller」や,Exceleratorに対してコンテンツを送信する「Content Controller」,コンテンツの配信状況を把握し,課金システムとの連携を実現する「Content Acfcountant」が含まれる予定だ。
Volera Velocity CDNは社内イントラネットにおけるe-ラーニングやプレゼンテーション,ビデオレターやテレビ会議から,ブロードバンド接続環境を対象にしたコンテンツ配信を行うサービスプロバイダ,データセンターまで,幅広い顧客を対象としている。その中でも特に,企業内CDNが第1のターゲットになるといい,ビジネスユースの掘り起こしを目指す。
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[高橋睦美 ,ITmedia]
