宇部興産,SAP APOで生産日程計画を最適化

【国内記事】2002.2.25

 SAPジャパンは2月25日,宇部興産が同社のサプライチェーン計画製品である「SAP APO 3.0」の運用を医薬品関連製品部門において1月より開始したことを発表した。宇部興産は,さまざまな制約条件を考慮し,最終製品の納期と前工程の納期を最適化し,時間単位で計画を立案する,いわゆる生産日程計画をAPOで構築した。

 宇部興産は2000年4月,SAP R/3を中心とした業務改革プロジェクトをスタートさせ,全社情報システムの再構築を開始した。今回のSAP APOは,このプロジェクトの一環として導入された。

 同社では,計画系業務の見直しにより,生産過程で生じる在庫コントロールを迅速かつ的確に行い,在庫圧縮およびリードタイム短縮を狙ってサプライチェーン計画ツールの導入を決めた。

 SAP APOの採用理由は,宇部興産がSAP R/3との親和性の高さを評価したと共に,SAPの開発力を信頼し,将来の機能向上を期待したためという。

 今後同社は,他製品の生産計画にもSAP APOの利用を開始する。将来は,SAP APOを使って複数工場・在庫拠点を集約し,需給バランス計画や需要予測に適用することも計画している。

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