アライドテレシスの新社長に杉原氏

【国内記事】2002.3.27

 アライドテレシスは3月27日,前常務取締役技術本部長の杉原智之氏が代表取締役社長に就任するという人事を発表した。同社はまた,これに合わせて執行役員制を導入したことも明らかにした。

 この人事にともない,前社長の高木弘幸氏は副会長に就任し,会長の大嶋章禎氏とともに,主に海外での製品開発・展開を統括する。「世界24カ国を縦断的に管理する体制作りを進め,日本のみならず,全世界での売上拡大を目指す」(大嶋氏)

 新社長となった杉原氏は就任会見の席上,市場状況の悪化にもかかわらず,開発拠点の連携やマーケティング活動の成功を受け,国内でも前年比60%の成長を遂げることができたとした。「今後数年間は上昇曲線が続くだろう」(杉原氏)

 差別化のポイントとして同氏は特に,「コストと品質,サービスやサポートという3つのバランスを取って,コストパフォーマンスの高い製品を提供すること」を挙げている。

「たとえば,VoIPのマーケットが立ち上がるのは今年後半から来年にかけてだろうと見ているが,われわれは一昨年からVoIP製品のテストを行っており,新しい市場にいち早く対応できる製品を提供できる」(杉原氏)

 また副会長に就任した高木氏は,「ブロードバンドという切り口を大切にしたい」とコメント。杉原氏と同様,品質と価格,サービスという3つの要素のバランスが取れた製品を提供し,それをさらにヨーロッパやアメリカなど海外市場に展開していく手助けをしていきたいと述べた。

 なお同社は今年5月から7月にかけて,プライベートショウ「Allied Telesis RoadShow 2002」を全国で開催する。この場で,ブロードバンドをベースとした具体的なソリューションが紹介される予定という。

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[高橋睦美 ,ITmedia]