ライトウェル,クライアント非常駐型のIT資産管理ソフト「LAM」シリーズを発表

【国内記事】2002.4.30

 ライトウェルは4月30日,IT資産管理ソフトウェア群「LAM(Lightwell Asset Manager)」シリーズを発表した。

 同社はこれまで,ロータス ノーツに対応したインベントリ収集ツール「LAM for Notes」を提供してきた。今回リリースされるLAMシリーズのうち「LAM-INV Ver4.0」は,それをマイクロソフトのAccessに対応させたほか,ソフトウェアライセンス管理機能を強化したもの。

 LAM-INVの特徴として,クライアント非常駐型であり,サーバだけにツールを導入すれば済むことが挙げられる。サーバから電子メールで配布されるモジュールが機器構成情報やアプリケーション情報各種情報を収集し,サーバに返信する仕組みを取るため,クライアントPCにかかる負荷は少ない。また,情報収集時に要する時間は1秒程度という。

 ライトウェルでは,LAM-INVによって,IT資産管理という本来の目的に加え,商用ソフトウェアの不正コピーを防ぎ,法的リスクを回避できるほか,ウイルス対策ソフトウェアのバージョンを統一させることで,セキュリティを向上できるとしている。

 LAM-INVの価格は,1クライアント当たり3980円(登録クライアント数が500未満の場合)。年間保守料金は1060円だ。

 同社はまた,LAMシリーズの他のラインナップとして,ソフトウェア配布ツールの「LAM-DTB」,リモートコントロールツールの「LAM-RCT」,リース物件管理ツール「LAM-LSE」,さらに,LAM-ENV用のカスタマイズ可能なデータベース「LAM-CMZ」を提供していく。合わせて,今後LAMのRDB化を進める計画だ。

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