| エンタープライズ:ニュース | 2002/07/24 23:59:00 更新 |

Keynote:「競争力をアップさせることにも責任を持つ」と藤井社長
7月24日、東京国際フォーラムでSAPジャパンの年次カンファレンス「SAPPHIRE '02 TOKYO」が開幕した。今年のテーマは「日本再生宣言」。基調講演にトップを切って登場した藤井清孝社長は、SAPの責任感を強調した。
7月24日、東京国際フォーラムでSAPジャパンの年次カンファレンス「SAPPHIRE '02 TOKYO」が開幕した。今年のテーマは「日本再生宣言」。午後5時スタートの基調講演にトップを切って登場したのは、SAPジャパンの藤井清孝社長だ。
講演の冒頭で藤井氏は、「日本の格付けが下がっていることに違和感を感じる人は多い。人材、技術、教育、インフラ……と、個々に見るとすべて超一流だから、“なぜ?”と感じるのだが、それらを繋げると何かおかしいのでは?」と会場に問いかける。
「必要なところに必要なモノが行っていない。せっかくの素晴らしい個々の資源が生かされていないのだ。これは、企業についても言える。今、企業レベルでの全体最適が求められている」(藤井氏)

「責任感」を強調した藤井社長
SAPは、企業レベルの全体最適を可能にするソリューションを提供している。そのSAPは、今年で30周年。日本に進出してからちょうど10周年の節目を迎えた。
藤井氏は、「この10年間、ご迷惑をおかけしたこともある」と素直に謝り、「これからは、単にソフトウェアを提供するだけでなく、顧客企業の競争力をアップさせることにも責任を持ってやっていく」と宣言した。
2002年第3四半期には、同社のERP製品SAP R/3の次期バージョンとなる「SAP R/3 Enterprise」が出荷される。この製品は、凄まじいスピードで機能強化を続けるCRM製品の新バージョンと並んで、近いうちに大きな話題になりそうだ。
この日の講演で藤井氏は、「SAP R/3 Enterpriseは画期的な製品。自信を持っておすすめできる」と売り込む。中規模企業向けソリューションの本格展開にもさらりと触れた後に、「われわれは、もっともっとお役に立てるように全社で取り組んでいる。これから、長くお付き合いしていきたい。よろしくお願いします」と講演を締めくくった。
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[井津元由比古,ITmedia]
