エンタープライズ:ニュース 2002/10/07 22:36:00 更新


ブレードサーバ・メーカー 「イージェネラ」、日本事務所設立

金融機関を中心にブレードサーバを提供している米イージェネラは、10月7日付けで日本事務所を設立したと発表した。

 米イージェネラは10月7日、日本事務所を設立したと発表した。米イージェネラは、「BladeFrame(ブレードフレーム)」という商品名のブレードサーバの開発から販売までを手がけている。

 米イージェネラのBladeFrameは、1つのきょう体に最大96CPUの搭載が可能で、288ギガバイトという大規模な構成が取れるのが特徴。優れた管理機能や、LAN、ストーレージの仮想化機能を持ち、データセンター(DC)中のサーバだけでなく、ネットワーク機器、SANスイッチを1台のブレードフレームに置き換えることができる。UNIXサーバを組み合わせた従来の標準的なシステム構成と比較して、1/2以下の価格性能比を実現できるという。

 OSには、Red Hat Linux、CPUはインテルXeonを採用している。個々のブレードには2または4個のCPU、2から12ギガバイトのメモリを搭載し、1台で最大24ブレード収容できる。

 米国市場では、主に金融機関の基幹システムを中心に導入されており、日本では大手代理店やOEM契約を通じた間接販売による事業展開を計画している。

関連リンク
▼米イージェネラ

[ITmedia]