エンタープライズ:ニュース 2003/01/27 20:40:00 更新


RKKコンピューターサービスと日本オラクル、地方自治体向け電子行政システムで協業

RKKコンピューターサービスと日本オラクルは、地方自治体向け総合電子行政システムの開発などで協業する。

 RKKコンピューターサービスと日本オラクルは1月27日、地方自治体向け総合電子行政システムの開発などで協業すると発表した。

 協業により開発されるシステムは、人口が20万人以下の市町村を対象とした電子行政システムとなる。同システムを採用することで、電子決裁、個人認証、管理会計など電子自治体に求められる機能を備えたシステムを短期間で構築できるようにするという。

 また、市町村合併に伴う処理の変更にも完全に対応させ、合併市町村間で異なる課税や公共料金を円滑に統合できるようにする。

 同システムは、RKKコンピューターサービスが開発と提供を行う。日本オラクルは、基盤データベースとして「Oracle9i Database」、「Oracle Real Application Clusters」、J2EE準拠のアプリケーションサーバとして「Oracle9i Application Server」を提供する。

 同システムの正式提供は2003念10月を予定しているが、既に3自治体から受注を獲得している。両社は今後3年間で西日本の市町村を中心に、50自治体での採用を目指す。

関連リンク
▼RKKコンピューターサービス
▼日本オラクル

[ITmedia]