| エンタープライズ:ニュース | 2003/10/17 07:14:00 更新 |

弥生、中小企業向け業務ソフト「弥生」の新版を発表、顧客管理製品を追加
弥生は、中小企業向け業務パッケージ「弥生 04」シリーズを発表した。新しく顧客管理製品を追加している。
弥生は10月16日、都内で記者発表会を開催し、業務パッケージソフト新製品「弥生会計 04」「弥生販売 04」「弥生給与 04」「やよいの青色申告2」「弥生顧客 04」を11月21日に発売すると発表した。
弥生シリーズは、中小企業や個人事業者向けの業務ソフトとして、小売店での販売金額/個数ベースで3割以上のトップシェアを持つ。今回発表した「弥生04」シリーズでは、これまで評価の高かった、導入のしやすさ、使い勝手の良さをさらに改善するとともに、ユーザーの声に基づいた機能の改善や追加を行ったという。

アイコンなどのデザインを作り直して業務処理の流れがわかりやすいように配置したり、導入作業を、音声と動画でサポートするヘルプ機能「導入アドバイザー」を追加している。また「弥生会計 04 Professional」では、複数の事業所のデータを本社で合算する、本支店会計機能を実装した。
また、弥生04から、効率的に顧客管理してマーケティングに活用できる顧客管理ソフト弥生顧客 04を新たにラインアップに追加した。弥生顧客 04は、購買履歴やコンタクト履歴、購買動向やニーズの分析など、顧客や見込み客のデータ管理を一元化して、正確なマーケティング戦略が立てられるとしている。また、クレオのはがき・住所録ソフト「筆まめ」との連携機能を持たせ、顧客へのダイレクトメール印刷の際に筆まめを利用できるという。
価格は、財務会計ソフト「弥生会計 04 Professional」が8万円、「弥生会計 04 Standard」が4万円、「やよいの青色申告2」が1万2000円。販売管理ソフト「弥生販売 04 Professional」が8万円、「弥生販売 04 Standard」が4万円。給与計算ソフト「弥生給与 04」が8万円、顧客管理ソフト「弥生顧客 04」が4万円など。いずれも11月21日に発売の予定。

弥生は、米Intuitの100%出資子会社インテュイットだったが、この4月1日にMBOの手法でIntuitから分離独立して、主力商品と同じ「弥生」を社名にした。発表会では代表取締役社長の平松庚三氏は「インテュイット時代は日本単独での発表ができなかった。いまも公開会社ではないが、売り上げなどの情報についてはできるだけ公開していきたい」と話した。平松社長によると2003会計年度(2002年8月〜2003年7月)の売り上げは63億9800万円で前年比10%増、営業利益は17億1500万円で26.8%増。業務向けソフトの量販レベルの調査によれば、2000年から2003年にかけて市場全体は縮小しているが、弥生(インテュイット)はこの間に利益率を3倍に延ばしたという。特に「やよいの青色申告」によって、まったく新規の顧客1万5000人を獲得したことが大きかったとしている。
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[佐々木千之,ITmedia]
