| エンタープライズ:ニュース | 2003/11/05 21:27:00 更新 |

SAP、「旧バージョンのサポートは有償で継続」を表明
SAPのカガーマンCEOは、生産終了品のサポート期間に関する見解を示した。(IDG)
SAPはERPソフトウェア旧バージョンのサポートを、公式に提供している4〜5年のメンテナンス期間以降も提供する予定だ。ただし、有償で。同社の最高経営責任者、ヘニング・カガーマン氏が11月4日、明らかにした。
カガーマン氏はカンヌで開催されている「Gartner's Symposium/ITxpo」におけるGartnerのアナリストによるキーノートインタビューの中で、「SAPにはサポートされていないクライアントは存在しない」と語った。
同氏はSAPが生産終了製品に関してはメンテナンスサポートを行わないというレポートについて、「ばかげた話だ」と異議を唱えた。
同社は自社製品の標準メンテナンスサポートを4年間または5年間提供しているとカガーマン氏。その後は有償で2年間、メンテナンス期間を延長できるという。
「その延長期間が終了しても、時間およびコストベースのサポートは受けることができる」と同氏。ただし、そのような拡張サポートに対する法的補償は少くなると同氏は説明する。
「これは通常の行為だ。われわれはメンテナンスをやめたことなぞない」とカガーマン氏。
もうじき生産終了品となる製品は、SAP R/3だ。
「R/3 EnterpriseはSAP R/3の一つのバージョンだ。R/3は終わりに近づいているが、R/3のメンテナンスも終了するというわけではない」と同氏。
SAPはR/2のときよりもソフトにR/3ユーザーを着地させたいと計画している。
「R/2からR/3に移行するときのようなやり方でR/3を終わらせることはできない。すべてを終わらせるわけにはいかない。R/3のコアコンポーネントを取り出し、MySAP ERPに移行させる予定だ。別物に見えるだろう。NetWeaverでアプリケーション統合を行い、ハードコードは行わない」と同氏。
カガーマン氏は今後半年から1年後には、ビジネスアプリケーションの大部分が他のプラットフォームではなく、NetWeaverを使って統合されるだろうと予想している。
[IDG Japan]
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