エンタープライズ:ニュース 2003/11/07 14:05:00 更新


富士通、PDFデータもExcel/Wordデータに変換可能なOCRソフトを販売開始

富士通は、日本語活字OCRソフトウェア「表OCR for Excel V5.0」「文書OCR for Word V5.0」を発表した。

 富士通は11月6日、日本語活字OCRソフトウェア「表OCR for Excel V5.0」および「文書OCR for Word V5.0」の販売を11月28日に開始すると発表した。

 両ソフトは、スキャナから取り込んだ原稿中の罫線・文字・数値・図を読み取り、認識結果をExcel、およびWordデータに変換するソフトウェアの最新バージョン。新たに、表を含む資料のPDFデータの認識に対応することで、Adobe ReaderやAcrobat Readerで表示したPDFデータのページ画像を認識して、ExcelまたはWordデータに変換できるようになった。Excel/Word専用のOCRソフトにおいて、PDFファイルの認識に対応したのは国内初という。対応OSはWindows 98/Me/NT4.0/2000/XP。

 価格は各7800円。なお、両製品をセットにした「表OCR/文書OCR for Excel & Word V5.0」(1万2800円)も用意する。同社では、今後1年間で合計4万本の売り上げを目指す。

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[ITmedia]