エンタープライズ:ニュース 2003/12/05 11:53:00 更新


フィルタリング機能を強化した「GUARDIAN WALL」最新バージョン、来年1月に発売へ

キヤノンシステムソリューションズとNECソフトは2004年1月上旬より、電子メールの発受信記録を保存し内容のチェックを行う「GUARDIAN WALL Version 5.1」の販売を開始する。

 キヤノンシステムソリューションズとNECソフトは2004年1月上旬より、電子メールの発受信記録を保存し内容のチェックを行う「GUARDIAN WALL」最新バージョンの販売を開始する。

 GUARDIAN WALLは、組織内のメール中継サーバ上で動作し、添付ファイルも含めて内容のチェックを行う電子メールフィルタリングソフトウェア。国内でも企業、官公庁などで約800本の導入実績を持つという。

 新バージョンの「GUARDIAN WALL Version 5.1」ではフィルタリング機能が大幅に強化され、同じキーワードが指定数以上含まれるメールをチェックできるようになった。これにより、顧客情報をはじめとする機密情報の流出を未然に防止できるという。また、一斉同報メールの送信先アドレスをチェックし、他の受信者のメールアドレスが漏洩しないよう、問題がある際にはメール発信を事前に停止することも可能となっている。

 他の新機能としては、添付ファイル数や添付ファイルサイズのチェックが可能になったほか、sendmail/sendmail互換インタフェースに依存せずに、他のSMTPサーバへ直接送信する設定ができるようになっている。

 GUARDIAN WALL Version 5.1の対応プラットフォームはSolarisおよびLinux。ライセンス価格は50ユーザー版が120万円から、保守料金は1年間で18万円となっている。

関連リンク
▼キヤノンシステムソリューションズ
▼NECソフト

[ITmedia]