ケーススタディ
2004/01/29 04:07:00 更新

ガートナーの意識調査、「ナレッジマネジメントは実ビジネスに結びついてない?」
企業におけるナレッジマネジメントに関する意識調査で、多くのビジネスマンが、ナレッジマネジメントは十分にビジネスに活用されていないという認識を持っていることが明らかになった。
ガートナージャパンは1月29日、一般ビジネスマンを対象に実施した、企業におけるナレッジマネジメントに関する意識調査の結果を発表した。これによると、一般ビジネスマンは、ナレッジマネジメントの効果について、情報の入手のしやすさ、共有の促進といった点には満足しているものの、入手しやすくなった情報を十分にビジネスに活用しきれていないという認識を持っていることが明らかになった。

ナレッジマネジメントについて実感している効果と期待する効果(3つまで選択可)
ナレッジマネジメントを実現するシステムを利用している人が実感している効果としては、「必要な情報やドキュメントが入手しやすい」(71.1%)、「業務の効率化、生産性の向上」(55.4%)、「他部門、支社間などとの情報交換、コラボレーションの活発化」(51.1%)などが上位を占めている。ナレッジマネジメントの効果として、情報交換や共有の促進、それに伴う業務の効率化といった点が評価されていることがわかる。
一方で、「企画力、開発力、技術力の向上」(22.5%)、「営業力の向上」(15.7%)、「顧客満足度の向上」(9.9%)といった点を実感している人は対照的に低い結果となった。同社は、ナレッジマネジメントの実現により入手しやすくなった情報を自社のビジネスに反映させる点に対する評価がまだ低いと分析している。
ただし、これらの効果について期待する声は多いという。「企画力、開発力、技術力の向上」は51.9%、「営業力の向上」は35.7%、「顧客満足度の向上」は46.4%の人がナレッジマネジメントの効果として、今後期待していると回答した。
今回の調査は、ガートナージャパンITデマンド調査室が独自に構成する調査パネル約1600人(有効回答数は632)を対象に、2003年11月に実施したもの。
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