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2004/03/10 14:24 更新


ヤマダ電機とマイクロソフト、中小企業向けの支援策で協業

ヤマダ電機とマイクロソフトは、中小規模企業向け支援施策で協力することを発表した。全国のヤマダ電機店舗で無料セミナーを実施、またSBSおよびその追加ソフトウェアとハードウェアを組み合わせた製品の発売などを予定している。

 ヤマダ電機とマイクロソフトは、中小規模企業向けの支援施策において協力することを発表した。インターネットを利用した商取引拡大のための無料セミナー実施と、Microsoft Windows Small Business Server 2003 日本語版(SBS 2003)を活用したサービスおよび製品販売がその骨子となる。

 セミナーは、全国のヤマダ電機のセミナールームを併設する110店舗で随時行われていく。テーマは、中小規模企業向けに「インターネットで取引拡大を実現する」というもので、無料で参加可能。

 この無料セミナーは「経革大学」と名づけられており、マイクロソフトの運営する中小規模企業向けのビジネスポータルサイト「経革広場」の利用を通して取引拡大、資金調達などを実現してもらうというもの。

 3月13日(土)、14日(日)にヤマダ電機仙台コンピューター館で第1回目のセミナーを開催、随時他店舗へ展開していく。申し込みは、各開催店舗窓口および経革広場サイト上にて受け付ける。

 また、マイクロソフトは3月9日からSBS 2003の機能追加ソフトウェア「経革SBSキット」の無償提供を開始した。これを受けてヤマダ電機では、SBS 2003と経革SBSキットを組み合わせた活用を経革大学の中で展開していく。さらに今後、両製品を組み合わせたサーバ機の販売も予定している。

 マイクロソフトでは今回の協力体制によって、中小規模企業が必要とするすべての機能を統合したハードウェアを活用し、実際にITビジネスを開始するための方法を紹介するセミナーや活用ツールを通じて、より具体的にITを活用した経営改革を実現することができるとしている。

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