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2004/03/21 00:43 更新


「MSがAOL買収を検討」は憶測?

米New York Postは3月19日、メディア大手のTime WarnerがAmerica Online(AOL)部門売却の可能性について、Microsoftと交渉を持ったと報じた。Time Warnerは否定しているという。

 米New York Postは3月19日、メディア大手のTime WarnerがAmerica Online(AOL)部門売却の可能性について、Microsoftと交渉を持ったと報じた。だが米各紙はその後、Time Warnerはこれを否定したと報じている。

 AOLをめぐっては、数日前からTime Warnerが何らかの再編を検討中という観測が流れている。New York Postは18日、Time Warnerが不振続きのAOL部門の売却、スピンオフ、あるいは大規模な事業再編を検討していると報じていた。

 同紙の19日の報道では、Time Warnerの弁護士はMicrosoftへのAOL売却で独禁法上の問題が生じるかどうかについて分析を開始、これまでのところ、障壁はほとんどないとの結論に達しているという。Time WarnerとMicrosoftは過去数カ月で複数回にわたって接触。Time Warnerのコンテンツ事業でMicrosoftの技術を利用する方法について交渉を進める中でAOL売却話が浮上したと同紙は伝えている。

関連リンク
▼[WSJ] Time Warner、AOLの命運を「最優先で検討中」
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