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2004/04/27 11:24 更新
ターボリナックス、Windows Mediaフォーマットに対応したLinuxディストリビューションを発表
ターボリナックスは4月27日、最新のLinuxディストリビューション「Turbolinux 10 F...」を発表した。Windows Mediaフォーマットのストリーミングコンテンツに対応しているという。
ターボリナックスは4月27日、最新のLinuxディストリビューション「Turbolinux 10 F...」を発表した。
同製品は、昨年10月に販売を開始したデスクトップOSの最新版「Turbolinux 10 Desktop」(以下10D)をベースにしたコンシューマ向けLinuxディストリビューション。主要なパッケージ構成は、Linuxカーネル 2.6.0、glibc 2.3.2、XFree86 4.3.0、GCC 3.3.1、KDE 3.1.5となっている。
今回、米Microsoftとのライセンス契約を行い、ターボリナックスがオープンソースベースのソフトと独自開発のプラグインを組み合わせた「Turboメディアプレーヤー」を開発・搭載し、Windows Mediaフォーマットのストリーミングコンテンツに対応している。
Turboメディアプレーヤーは、KDEの標準メディアプレーヤー「Kaffeine」のフレームワークを採用し、xineマルチメディアプレーヤーをエンジンとして使用。Windows Mediaフォーマットを再生するためのデコードライブラリをxineのプラグインとして利用する形でコンテンツ再生を可能としている。
このほか、サイバーリンクのDVD再生ソフト「PowerDVD」のLinux版や、Sun Java2 Platform, Standard Edition v1.4.2がバンドルされているほか、「iPod」との連携も可能だとしている。
価格は1万6590円で、2004年5月28日より販売される。また、10Dの登録ユーザー向けに「Turbolinux 10 D2F...」が税込価格7140円で提供される。
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[西尾泰三,ITmedia]
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