F5、Webセキュリティ企業を買収

» 2004年06月02日 08時25分 公開
[ITmedia]

 アプリケーショントラフィック管理製品メーカーの米F5 Networksは6月1日、新興のWebアプリケーションファイアウォールベンダーであるMagniFire WebSystemsを買収したと発表した。買収金額は2900万ドル。

 F5 Networksはこれにより、アプリケーションレベルの攻撃から顧客を保護する技術を強化する。同社は昨年7月にuRoamを買収し、リモートアクセス保護製品の「FirePass SSL VPN」を獲得しており、今回の買収はこれを補完するものになる。

 MagniFireのセキュリティアプライアンス「TrafficShield」はF5 NetworksのApplication Traffic Managementアーキテクチャと親和性が高いという。ネットワークの境界をくぐり抜けようとする攻撃を防御し、また、アプリケーションレイヤフィルタリングと暗号化の技術を組み合わせ、ゼロデイ攻撃を防ぐとしている。

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