Intel、サーバ認定作業簡易化のためのアライアンス結成

米Intelは、IAサーバの普及促進を目的に、サーバ認定作業簡易化のためのアライアンスを結成。独立系ソフト/ハードベンダー各社の参加を促し、サーバプラットフォームの「事前認定」を行うことで、認定作業に関わる障壁を取り払う考え。

» 2004年06月15日 08時41分 公開
[ITmedia]

 米Intelは6月14日、Itanium 2やXeon MPなどの自社プロセッサを搭載したIA(Intel Architecture)サーバの普及促進を目的に、独立系のソフト/ハードベンダーとともに、サーバ認定作業簡易化のためのアライアンス「Enterprise Server Acceleration Alliance」(ESAA)を結成したと発表した。

 IAサーバメーカーは、自社のサーバに各種ハード/ソフト製品を組み込もうとする場合、現状では、各製品のベンダーにそれぞれ個別に自社のIAサーバ新製品を託し、認定を依頼する必要がある。ESAAでは、独立系ソフト/ハードベンダー各社の参加を促し、サーバプラットフォームの「事前認定」を行うことで、こうした認定作業に関わる障壁を取り払うという。これによって、サーバメーカーは独立系ソフト/ハードメーカーとの関係確立のための時間を節約でき、迅速かつ低コストにソフト/ハード要素を取り入れられるようになるとしている。

 ESAAでは特に、データベース、バックアップソフト、仮想化ソフト、ドライバ、ストレージ、相互接続コンポーネントなどを事前認定対象とし、将来的には、各種の業種別ソフトも対象に加える計画。

 既にEMCとその傘下のVMware、InfiniCon、Oracle、QuantumなどがESAAに参加済みだ。

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