Oracle、グリッド好調で増収増益

» 2004年06月16日 08時35分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは6月15日、同社第4四半期決算を発表した。純利益は前年同期比15%増の9億9000万ドル(1株当たり19セント)、売上高は同9%増の31億ドルだった。

 ソフト収入は12%増の25億ドルとなる一方で、サービス収入は4%減少して5億5800万ドル。

 2004年度通期の純利益は16%増の27億ドル、1株利益は43セントから50セントに増加。売上高は7%増の102億ドルとなっている。

 第4四半期の営業利益は14億ドル、通期では39億ドルで、会長兼CFOのジェフ・ヘンリー氏によれば、これは「インターネットバブル期の業績をもしのぐ、当社にとって過去最高の営業利益」だという。

 ラリー・エリソンCEOは「6カ月前にグリッド技術を導入して以来、データベースの新規ライセンス売上は15%のペースで伸びている。まだ導入初期の段階だが、Oracle 10gデータベースは好調なスタートを切っている」との談話を発表した。

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