Plamo Linux 4.0、正式リリースへ

Plamo Linuxの最新バージョンが公開された。このバージョンからNEC PC-9801/9821シリーズのサポートが打ち切られている。

» 2004年06月27日 12時48分 公開
[ITmedia]

 Slackwareをベースに、こじまみつひろ氏によって開発が開始された日本語Linuxディストリビューション「Plamo Linux」の最新版「Plamo Linux 4.0」が25日リリースされた。FTPサイトからisoイメージ及びソースツリー、共にダウンロード可能となっている。

 Linuxカーネル 2.4.26、glibc 2.3.2、GCC 3.3.2、XFree86 4.4.0という構成。デスクトップ環境にはKDE 3.2.2を採用している。ルートパーティションにはext2/ext3/reiserfs、ルートパーティション以外ではさらにXFS/JFSが利用可能。

 最新バージョンでは、 新しいネットワーク管理システム「Planet」を採用し、ノートPCで面倒だった内蔵ネットワーク/無線LAN カード、固定IP/DHCPなどの各種設定を統一的に管理可能となっている。

 また、「murasaki」を積極的に利用して、PCI接続のカードはドライバの自動検出が可能になっており、PCI接続しているネットワークカードやサウンドカードなどはほぼ自動的にモジュールドライバをロードできる。

 Plamo Linuxは古くからNEC PC-9801/9821シリーズに対応していたが、このバージョンではサポートが打ち切られた。

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