ステラクラフト、GUIで管理できる企業向けRADIUS認証サーバを発売

ステラクラフトは、RADIUS認証サーバ「Enterpras」シリーズにGUI画面できめ細かい認証管理を行える「Enterpras Std 1.2」を追加した。

» 2004年06月28日 15時37分 公開
[ITmedia]

 ステラクラフトは6月28日、RADIUS認証サーバ「Enterpras」シリーズにGUI画面できめ細かい認証管理を行える「Enterpras Std 1.2」を追加したと発表した。

 Enterprasは、通信事業者などに導入実績を持つRADIUSサーバ。Enterpras StdはLinux上で稼動する企業向けの製品となっている。無線LAN、認証スイッチで使われるIEEE 802.1xに最適化されており、MACアドレス認証などにも対応している。

 新版では、GUI画面からユーザー/グループごとの認証制御が可能。所属部署によってVLANを切り替えることなどができる。ユーザー情報のリポジトリは、標準提供されるローカルファイル形式のほか、LDAPサーバなどと組み合わせることが可能だ。クライアント証明書を用いたEAP-TLS認証においては、NTTドコモの電子認証サービス「FirstPass」にも対応している。

 また、証明書の失効情報に加えて独自の認証可否制御を行うことで、柔軟な認可管理する仕組みも持つという。ほか、出力ログの検索機能、特定ログ出力時の電子メール通知機能、プライベートCA構築ツールも提供する。

 価格は、登録ユーザー数30人までのもので25万2000円、外部連携オプションは31万5000円。対応OSは、Red Hat Enterprise Linux 3.0シリーズ、Red Hat Professional Workstation、Turbolinux Enterprise Server 8、Turbolinux 8 Server、Turbolinux Appliance Server 1.0、Solaris 8/9となっている。

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