Business ObjectsはBI(ビジネスインテリジェンス)ソフトウェアスイートを改訂し、Crystal Decisionsの買収により獲得したレポーティングツールとの統合を、より緊密なものにした。
新バージョンのBusiness Objects 6.5はCrystal Decisions製のソフトウェアと従来の同社の製品とを一貫したインタフェースで操作可能にする、フロントエンドでの統合を果たした。バックエンドでの統合は、来年のアップデートで実現するという。
6.5リリースではサーバ最適化とキャッシング強化によりスケーラビリティを向上させ、Webレポーティングツールを改善している。
Business Objects 6.5はWindows、Solarisで動作し、今年後半にはHP-UX、AIXにも対応する。今年末までには全製品ラインでLinuxをサポートする予定だという。
メンテナンス契約ユーザーは、無償でアップデートが可能。ユーザー数、サーバ数、同時利用者数などによる各種ライセンスが提供されている。
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