富士通は、顧客の環境に合わせたセキュリティ設計/運用やインシデント発生時の緊急対応を行う「インターネットセキュリティプロディフェンスサービス」を発表した。
富士通は6月30日、顧客の環境に合わせたセキュリティ設計/運用やインシデント発生時の緊急対応を行うサービス、「インターネットセキュリティプロディフェンスサービス」を発表した。同日より行われているNetWorld+Interop 2004 Tokyoでも紹介を行っている。
このサービスは、同社がこれまでノウハウを蓄積してきた「富士通インシデントレスポンス支援データベース」を基に、システムエンジニアによるインテグレーション(設計/構築)およびマネジメントサービスを提供するもの。インテグレーションサービスでは、顧客の環境を調査した上で、それにあわせたセキュリティ監視環境を設計、構築する。またマネジメントサービスでは、富士通側が24時間365日体制で顧客システムを監視し、インシデントの検出と通知、リモートからの暫定処置などを行う。
富士通ではこのサービスにより、兆候の発生から被害の拡大までの時間が短縮する傾向にあるさまざまなセキュリティ脅威に迅速に対応し、セキュリティ被害を最小限にとどめるよう支援できるとしている。いずれのサービスも7月12日より販売が開始される。サービス価格は個別見積もり。
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