エンテラシスは、脆弱性のあるPCなどをネットワークから隔離して検疫する「トラステッド・エンドシステム」を発表した。
エンテラシス・ネットワークスは7月6日、脆弱性のあるPCなどをネットワークから隔離して検疫する「トラステッド・エンドシステム」(TES)を発表した。
TESは、デスクトップセキュリティ製品と連携して、エンドポイントの脅威からネットワークを保護するシステム。デスクトップPCなどがネットワークへの接続を試みる際に、セキュリティレベルを査定し、事前に定義されているポリシーをエンドシステムに適用する。
同社のMatrixスイッチとTESをサポートするエンドポイントセキュリティ製品の2コンポーネントから成り立っており、現在は、米Zone Labs「Integrity Server 5.0」「Integrity Agent 5.0」および米Sygateの「SMS Proxy Server 4.0」「Enforcer 4.0」「Security Agent 4.0」が対応製品として認定されている。
VLANを利用して封じ込めるグループベースのものでなく、ユーザー単位やポートレベルできめ細かなポリシー制御を行えるのが特徴で、オープンスタンダードのソリューションとして設計した点が他社のコンセプトは異なるという。
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