ワコール、自律型人材育成を目指してワークスのCOMPANY導入

ワコールは、ワークス「COMPANY」を導入。

» 2004年07月06日 19時05分 公開
[ITmedia]

 ワコールは7月5日、自律型人材の育成を目指して、新人事制度のスタートに伴い、ワークスアプリケーションズの基幹業務パッケージ「COMPANY」を導入したことを明らかにした。4月から、約6000名の従業員を対象に「COMPANY 人事・給与」の運用を始めた。

 また、秋からは、人材育成のためのツールとして「COMPANY WebService」の稼動も開始するとしている。

 同社は、従業員の能力を評価し、最大限に活用するために、新人事制度を4月から導入。経営戦略や事業戦略に基づいて、従業員の成果、能力、スキルを適正に評価し、処遇や職務とのマッチングを図ることを目指した。これを支えるシステムとしてCOMPANYを選択、導入に踏み切ったという。

 同社は、高い付加価値を提供できる人材の育成を促進するため、従業員の自主的なキャリア形成を積極的に推進する。具体的には、ラインの人事機能を強化した。各部門のミッションを明確にしたうえで、それぞれのラインマネジャーにメンバーの人材育成に対する責任と権限を委譲、個の向上がパフォーマンスの高い組織をつくるという発想が基本になっている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ