NEC、Itanium 2搭載エンタープライズサーバ「NX7700i」を販売開始

NECは、マルチOS環境に対応したエンタープライズサーバ「NX7700iシリーズ」を販売開始した。

» 2004年07月08日 19時31分 公開
[ITmedia]

 日本電気(NEC)は7月8日、エンタープライズサーバ「NX7700iシリーズ」を製品化し、販売活動を開始したと発表した。

「NX7700iシリーズ」 「NX7700iシリーズ」

 NX7700iシリーズは、最上位モデルとしてキャビネット型の独立筐体にItanium 2を最大64個搭載可能な「NX7700i/3160H-64」、32個搭載の「同/3080H-32」、16個搭載の「同/3040H-16」、ラックマウント型筐体に8個搭載の「同/3020M-8」、4個搭載の「同/3010L-4」、2個搭載の「同/3010L-2」、ならびにエントリーモデルとして2個搭載の「同/3010E-2」の計7モデルをラインアップする。

 特に、3020H-8以上のモデルでは、1台のサーバ内に最大4プロセッサを搭載可能なセルカードを複数枚搭載する構造を採用したのが特徴。セルカード単位にそれぞれHP-UX、Linux、Windowsの異なるOS環境を持ったサーバとして分割し、同時稼動させることが可能という。

 価格は、3160H-64が1億1700万円から、3080H-32が3500万円から、3040H-16画2200万円から、3020M-8が834万円から、3010L-4が346万円から、3010L-2が127万円から、3010E-2が59万円から。7月末より順次出荷を開始する。

 同社はまた、同サーバの発表に併せて、各種のファイナンシャルプログラムやワンストップ・プロダクトサポートなどの提供を開始する。

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