Intel、利益ほぼ倍増

米Intelの4〜6月期決算は、売上高が前年同期比18%増の80億5000万ドル、純利益はほぼ倍増の18億ドルだった。「マイクロプロセッサ事業の季節的要因、および通信事業がフラッシュメモリに牽引されて順調に成長」したという。

» 2004年07月14日 08時45分 公開
[ITmedia]

 米Intelが7月13日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期比18%増の80億5000万ドル、純利益はほぼ倍増の18億ドル(1株当たり27セント)だった。

 クレイグ・バレットCEOは「マイクロプロセッサ事業の季節的要因、および通信事業がフラッシュメモリに牽引されて順調に成長し、第2四半期も引き続き前年比で堅調な業績を上げた」との談話を発表している。

 売上総利益率は59.4%で、自社予測の60〜61%を下回った。これは、チップセット製造上の問題が発生したことに伴う予想外の経費3800万ドルによるものだと説明している。同社は先に、売上予測の下限を引き上げ、80〜82億ドルを見込んでいたが、実際の売上高はこの下限寄りの数字になった。

 第3四半期(7〜9月期)は86〜92億ドルの売上高を見込んでいる。

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