IBM、アプリケーション管理ソフトメーカーCyaneaを買収

米IBMは、Webベースのビジネスアプリケーションのパフォーマンスモニタ・管理用ソフト提供企業米Cyaneaを買収する。Cyaneaの業務はIBMのTivoliシステム管理ソフト事業部に組み込む予定。

» 2004年07月30日 08時07分 公開
[ITmedia]

 米IBMは7月29日、Webベースのビジネスアプリケーションのパフォーマンスモニタ・管理用ソフト提供企業米Cyaneaを買収することで合意したと発表した。買収金額は公表していない。

 CyaneaのソフトはJava、CICS、IMSで書かれたビジネスアプリケーションに対応。メインフレームや分散型のコンピューティング環境での運用において、高速化とダウンタイム削減の目的で使われる。

 「アプリケーションのライフサイクルを通じて共通のアーキテクチャ上でアプリケーションを管理することは、オンデマンドビジネスの鍵を握る必須要件となっている。従って、Cyaneaおよび同社のライフサイクル管理技術の取得は、当社顧客にとって重要な一歩となる」。IBMのアプリケーション&インテグレーションミドルウェア部門ジェネラルマネジャー、ロバート・ルブラン氏は広報資料でこうコメントしている。

 Cyaneaの業務はIBMのTivoliシステム管理ソフト事業部に組み込む予定。Tivoli、WebSphere、Rationalなどのミドルウェア製品にCyaneaの技術を統合する。

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