日商エレクロトニクス、グラフィックスPCクラスタを販売開始

日商エレクロトニクスは、イスラエルのORAD Hi-Tec Systemsの独自技術を日本HP製ハイエンドワークステーションに統合したスケーラブルグラフィックスPCクラスタ「ORAD DVGシステム」を販売開始する。

» 2004年08月04日 19時33分 公開
[ITmedia]

 日商エレクロトニクスは8月4日、イスラエルのORAD Hi-Tec Systemsと販売代理店契約を締結し、同社の独自技術を日本ヒューレット・パッカード(日本HP)製ハイエンドワークステーションに統合したスケーラブルグラフィックスPCクラスタ「ORAD DVGシステム」を販売開始すると発表した。

 ORAD DVGシステムは、NVIDIA製やATI製のグラフィックスカードを搭載したWindows/Linuxベースの汎用ワークステーションをクラスタリングすることで、従来の大型専用機相当の高い画像処理性能とイメージ品質を、約10分の1の価格で実現できるという。

 また、9月からは、日本HPの新製品「HP Visualization Center sv7」を、ORAD DVGシステムのラインアップに追加する計画だ。

 価格は、1ノードあたり250万円から。同社では今後3年間で30億円の販売を目指す。

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