ベーステクノロジーは、同社が提供するWebアクセラレーションツール「QuiXシリーズ」に、電子割符を利用したセキュリティ機能を追加した。
ベーステクノロジーは8月3日、同社が提供するWebアクセラレーションツール「QuiXシリーズ」に、秘密分散法に基づく電子割符を利用したセキュリティ機能を追加したことを明らかにした。
QuiXシリーズは、Webアクセスや電子メールの配信、モバイルアクセスを高速化させるミドルウェア。このたび追加された「QuiX Secret Sharing オプション」は、秘密分散法をベースにしたグローバルフレンドシップのセキュリティ製品「GFI 電子割符」の情報漏洩防止機能を組み入れるものだ。
QuiX Secret Sharing オプションを利用すると、Webやメール経由でやり取りされる重要なデータは、サーバファーム側で分割して保存される。ドキュメント管理システムと連携させれば、その情報を利用できる端末を限定したり、再配布を防止することも可能だ。
ベーステクノロジーではこのオプション機能によって、セキュリティの向上や情報の制御と配信の高速化という相反する要求を両立できるとしている。
対応プラットフォームは、サーバ側がRedHat Linux、TurboLinux、Windows 2000 Serverで、クライアント側はWindows 2000/XP。
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