HP、2010年までのテープストレージロードマップを披露

» 2004年08月10日 12時11分 公開
[ITmedia]

 テープストレージ技術のDigital Audio Tape(DAT)をリードする米Hewlett-Packard(HP)とCertanceは8月9日、2010年までのDAT製品のロードマップを披露した。今後も世界600万のユーザーのために、DAT技術への投資を続けるとしている。

 HPネットワークストレージソリューション部門のボブ・シュルツ上級副社長兼ジェネラルマネジャーは、「HPはテープ市場への注力を継続し、顧客に向けて手ごろな価格で、信頼でき、簡単に使えるストレージソリューションを提供する考えだ」と話している。

 ロードマップによると、2010年までに第8世代までのテープ製品をリリースする。HPが現在提供する「hp StorageWorks DAT72」は第5世代に当たり、1カートリッジで72Gバイトの容量を備え、転送速度は7Mバイト/秒。今後の製品は下位互換性を持ちながら、カートリッジ当たり容量600Gバイト、転送速度32Mバイト/秒ほどの性能を備え、中小企業のバックアップ・復旧要件を満たす製品になるという。

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