SAP、米郵便公社から人的資源管理ソフトの契約獲得

» 2004年08月24日 09時15分 公開
[IDG Japan]
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 米郵便公社(USPS)は、独アプリケーションベンダーのSAPに、3500万ドル規模となるWebベースの人的資源アプリケーションの開発を発注した。

 SAPの米子会社SAP Americasは8月23日、USPSの人的資源管理事業を、「mySAP Business Suite」を使って再設計・自動化するための契約を獲得したと発表した。USPSは、四半世紀前から利用している独自設計のレガシーシステムから乗り換えることになる。

 広報担当者によると、ハードの設置は現在進めているところ。ソフトの投入は2005年秋に始まるという。また今回の導入の一環として、USPSはSAPのNetWeaverインテグレーション・アプリケーションサーバソフトもインストールする。

 データを一元管理することによって、USPSのマネジャークラスは各社員の履歴を一見で把握できるようになり、人材募集、トレーニング、郵便配達人の配置を処理する際の手助けになるという。

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