ニイウスとUDB LINUXジャパン、ノベルとSUSE LINUXの販売で提携

ニイウスとその子会社のUDB LINUXジャパンはノベルとの販売提携を発表。zSeriesとSLES9の組み合わせでLinuxの基幹系システムへの適用を推進する。

» 2004年08月31日 14時12分 公開
[ITmedia]

 ニイウスとその子会社でLinux事業の中核を担うUDB LINUXジャパンは8月31日、ノベルと販売提携したことを発表した。

 両社は、Linuxの基幹系システムへの適用を推進するためには、ノベルが提供する「NovellR SUSER LINUXEnterprise Server 9」(以下、SLES9)の販売およびサポートが必須と判断し、今回の提携となった。

 ノベルのSUSE LINUXは特にIBMメインフレーム「zSeries」との組み合わせにおいて事実上の標準として、ミッションクリティカルな分野におけるLinuxの利用をリードしている。一方、ニイウスグループはzSeriesを多数、販売・導入しており、国内のIBMビジネスパートナーの中で第一位の取引実績をあげており、シナジー効果を期待しているといえる。

 ニイウスグループはソリューション、SEサービス、検証環境といった3つの面からzSeriesのLinux利用を推進していく意向。すでに社内にはzSeriesとSLES9の検証環境を構築済みで、導入前の事前検証や導入後の問題判別などに利用可能となっているほか、ニイウスグループが昨年度から取り組んできたLinuxソリューションのラインアップの中でコンテンツ管理システムの「Stellent Contents Management System」や、受発注最適化システムの「Φ-Conductor」が既にzSeriesのLinuxに対応している。

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