オープンウェーブと日本IBM、通信事業者向けにIAサーバとLinuxを組み合わせたEメールシステムを販売

オープンウェーブシステムズと日本IBMは、大手通信事業者向けに、2種類の「Linux版E-メール・ソリューション」を販売開始する。

» 2004年09月03日 18時32分 公開
[ITmedia]

 オープンウェーブシステムズと日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は9月3日、国内の大手通信事業者向けに、「Linux版E-メール・ソリューション」を販売開始すると発表した。

 このシステムは、IBMのIAサーバ「eServer xSeries」と、オープンウェーブのメッセージング・ソフトウェア「Openwave Email Mx」を組み合わせたもの。OSにLinuxを採用することで、従来のUNIX版に比べ、システム構築費用をはじめTCOの大幅な削減を実現可能という。

 具体的な製品ラインアップは、メッセージングプラットフォームの「Openwave Email Mx/Linux」と、迷惑メール対策プラットフォーム「Openwave EdgeGx/Linux」を用意する。Openwave Email Mx/Linuxは12月、Openwave EdgeGx/Linuxは9月末販売開始の予定。

 販売活動は当初、オープンウェーブが大手通信サービス事業者を対象に、日本IBMは大容量メールサーバを有し約1万人以上の社員がいる大企業を対象に展開する計画だ。

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