Deutsche Telekom、IBM独子会社の代表を引き抜き

» 2004年09月07日 18時41分 公開
[IDG Japan]
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 欧州最大の通信会社である独Deutsche Telekomが、新設のブロードバンド・固定ネットワーク部門を任せるため、IBM独子会社の取締役会会長を引き抜いた。

 IBM Deutschlandのウォルター・レイズナー取締役会会長(50歳)は、11月1日付でDeutsche Telekomの取締役会に加わり、T-Com固定ネットワーク部門とインターネット子会社のT-Online Internationalを統合した新部門の指揮を執る。Deutsche Telekomが9月3日に明らかにした。

 レイズナー氏は2003年1月、アーウィン・シュタウト氏の後を受けて取締役会会長に就任。経済とITに詳しいレイズナー氏は、20年ほど前にIBMへ入社する前は、化学薬品会社のHoechstとコンピュータ会社のNixdorfに勤務していた。

 IBMは3日、独子会社の代表にジョハン・ウェイヘン(Johann Weihen)氏を任命した。同氏はEMEA(欧州、中東、アフリカ)地区のオペレーション担当ジェネラルマネジャーを務めていた人物だという。

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