1分でわかるIT戦略:東京三菱銀行

UFJ買収で注目される東京三菱銀行だが、ITへの取り組みでも革新的な銀行として知られる。社内的にCIOの重要性を認識し、ITの企画立案を担当する部署を置いてシステム化に注力している。

» 2004年09月08日 00時03分 公開
[岩崎史絵,ITmedia]

 2001年4月1日、東京銀行と三菱銀行が合併して設立。総資産額は約79兆6000億円で、4大メガバンクの1つ。

 同行はIT化・IT戦略について、金融業界の中でも革新的といわれている。その理由として、社内的にCIO(Chief Information Officer)の重要性を認識し、ITの企画立案を担当する部署を置いてシステム化に注力していること。

 また2003年には、CIOである原沢隆三郎氏の下にいち早く「EA(Enterprise Architecture)推進グループ」を設置し、IT戦略立案を強化。仏ビジネスオブジェクツの製品をベースにした業績管理システムなどを構築し、業績を挙げている。

 次回はUFJ銀行。

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