日本HPが64ビットコンピューティング環境の最前線を説く

日本HPは、9月15日にテクノロジーセミナー「HP Integrity Technology Forum 2004 Autumun」を開催する。同セミナーでは、64ビットコンピューティング環境に関する最新情報が集約されるため、情報を整理するのに最適だ。

» 2004年09月08日 17時30分 公開
[西尾泰三,ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、9月15日にテクノロジーセミナー「HP Integrity Technology Forum 2004 Autumun」をフォーシーズンズホテル椿山荘 東京で開催する。同セミナーでは、Itanium2プロセッサを搭載したサーバをどのように有効活用するか、また最新の技術情報の紹介が主な内容で、64ビット環境を実際に利用する際に必要な情報が何であるかを整理するのに格好のセミナーであるといえる。

HP Integrity Technology Forum 2004 Autumnの見どころ

 同セミナーは64ビットコンピューティング環境を知ることに主眼が置かれているが、事例もいくつか披露される見込みだ。例えば、メインフレームからオープンシステムへ移行した阪急交通社の事例などは実践的な内容であるといえる。

 また、HP-UXを使って業務継続性を重視するシステム構築技法などを事例を基に紹介するセッション(A-3)や、Itanium2への移行と最適化へのテクニック、32ビット環境から64ビット環境に移行する際の注意点、そして信頼性の向上の為に実装されている各種機能と効果について解説するセッション(B-1)などは実践的な内容として役立つだろうし、「Linux and HP Integrity Servers 〜64ビット Linuxの始め方〜」というセッション(B-2)などは、これから64ビットコンピューティング環境を進めようとする企業のIT担当者には参考になるだろう。

 今後、採用が急速に進むと予想される64ビット環境は、ハードもこなれてきており、導入を検討するに値する時期にさしかかっているといえる。検討材料にするため、同セミナーに参加してみてはいかがだろうか。なお、参加費は無料だが、事前登録制となっているので、参加を考えている方は関連リンクから申し込みを行ってほしい。

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