IDC Japan、国内ビジネスアウトソーシング市場予測を発表

IDC Japanは、国内ビジネスアウトソーシング市場規模予測を発表、2008年には1兆円を超える規模に成長すると予測している。

» 2004年09月09日 04時17分 公開
[ITmedia]

 IDC Japanは、人事、カスタマーケア、財務・経理、調達・購買の業務分野における国内Key Functionalビジネスアウトソーシング市場規模予測と市場動向調査の結果について発表した。

 2003年の国内Key Functional ビジネスアウトソーシング市場規模は前年比6.4%増の6,625億円で、同市場は2003年〜2008年において年間平均成長率(CAGR)8.8%で拡大し、2008年には1兆円を超える規模に成長すると予測している。

グラフ 国内ビジネスアウトソーシング市場予測2003年〜2008年

 同社は、2003年の同市場は、サービスプロバイダーの戦略的関与が低い処理サービスが中心だったが、高い収益性が見込めないことから、コスト削減の実現とともに顧客企業の業務改革を推進し、業務に対する責任を含めて受託するBPOサービスの開発と提供が、より重要になってくると分析。コア事業ではない業務をアウトソーシングする傾向は、今後とも継続すると予測している。

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