日本オラクル、ヴィンキュラムの流通業界向け人事テンプレートをOracle NeOに追加

日本オラクルとヴィンキュラムジャパンは、ヴィンキュラムが提供する人事管理システムの導入テンプレートを、「Oracle NeO」の1メニューとして新たに追加すると発表した。

» 2004年09月15日 17時36分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルとヴィンキュラムジャパンは9月14日、ヴィンキュラムが提供する人事管理システムの導入テンプレート「vjuser:point for Oracle E-Business Suite HR/PAY」を、Oracle E-business Suiteの中堅企業向け導入ソリューション「Oracle NeO」の1メニューとして新たに追加すると発表した。

 ヴィンキュラムジャパンは、前身であるマイカルシステムズ時代から、小売業の情報戦略部門として流通システムの企画開発および保守運用に携わってきた。流通業界では、複雑化するする人材管理分野への対応が急務になっており、これに対応するため、日本オラクルは、Oracle E-Business Suiteにヴィンキュラムジャパンのノウハウを追加することを決めたとしている。

 Oracle NeOの1メニューとして追加されたソリューションテンプレート、vjuser:point for Oracle E-Business Suite HR/PAYにより、ユーザー企業は、人事情報を一元的に管理し、労務管理の効率的な運用を図ることができるという。対象ユーザーは、小売業、卸売業、消費財製造販売業、飲食業、その他サービス業などのチェーンオペレーション形態で多店舗展開を行う企業。

 vjuser:point for Oracle E-Business Suite HR/PAYの特徴は、データの大量登録機能や大量/定型出力などの独自の機能で、E-Business Suiteの標準機能を活用するユーザーの業務支援を補完すること。

 vjuser:point for Oracle E-Business Suite HR/PAYの対応OSは、Sun Solaris、 Windows 2000 Server。標準導入価格は5960万円からとなっている。標準導入期間は約6カ月。10月1日から提供を開始する予定。

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