システム・テクノロジー・アイ、Oracle上でシステム強化

システム・テクノロジー・アイは、Oracle Database 10g、Oracle Application Server 10gの導入し、e-ラーニングサイト運営を強化すると発表した

» 2004年09月21日 19時37分 公開
[ITmedia]

 システム・テクノロジー・アイは9月20日、Oracle Database 10g、Oracle Application Server 10gの導入し、e-ラーニングサイト運営を強化すると発表した。2004年8月末時点で14万人を超えるという登録エンジニアの学習環境を支援する体制を強化するとしている。新プラットフォームによるシステムは9月25日に稼動を開始する。

 システム・テクノロジー・アイの運営するe-ラーニングサイト「@iStudy(アットマークアイスタディ)」は、IT技術者を主な対象とした学習ソフトウェア「iStudyシリーズ」のパッケージ販売を行う。また、会員はASP形式のサービスにより、オンラインで学習することもできる。 

 同サイトでは、法人・個人向けの学習内容、登録者の学習履歴、スキル診断内容などを含めた管理データが膨大であるため、e-ラーニングをスムーズに利用できる環境の構築が求められた。

 基幹データベースにOracle Database 10gとクラスタ技術Oracle Real Application Clusters、アプリケーション・サーバにOracle Application Server 10gを採用。両製品を組み合わせることにより信頼性と管理性を高めた。

 また、将来的な会員増に伴う拡張を考慮し、サーバにはネットワークやストレージなど、ITインフラに必要な機能を全て同一の筐体内に統合して拡張できる「IBM eServer BladeCenter」を選択。Linuxプラットフォーム上で稼動する。システムの提案と導入を、日本オラクルの「Oracle Direct」が支援したという。

 また、@iStudyの運用には、最先端技術をベースに安全性と信頼性を提供するKVHテレコムのデータセンターと広域イーサネット「Ether-MAN」を採用。光ファイバー網に直結したKVHテレコムのデータセンターは、ITマネジメントサービスの拠点となっており、運用効率を高めているという。

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