Sunはストレージの新製品とUltraSPARC IVサーバ新モデルを発表した。
米Sun Microsystemsは9月21日、カリフォルニア州で開催のNetwork Computer '04で、ストレージの新製品とSolaris搭載のUltraSPARC IVサーバ新モデルを発表した。
ミッドレンジのストレージシステム「StorEdge 6920」はスケーラビリティとコストパフォーマンスを強化。料金体系にはユーティリティコンピューティング方式を導入し、ストレージを利用した分だけ料金を支払うことができる。
ハイエンドの「StorEdge 9990」は仮想化、レプリケーション、データ移行機能を備えたストレージプラットフォーム。NASシステムの「StorEdge 5210」はOSが混在する環境に対応、導入の簡素化が図られ、15分でセットアップが可能だとしている。
UltraSPARC IVサーバ新モデルは「Sun Fire V490」(3万995ドル〜)と「Sun Fire V890」(3万9995ドル〜)の2機種を投入。いずれもチップマルチスレッディング(CMT)技術を採用、従来モデルと同じ設置面積で、バイナリ互換性をフルに維持しながらアプリケーションスループットを倍増できるとしている。
Sunによれば、V890の価格は同程度の仕様のHP製品の半額。IBMのp570に比べると20%低い価格で10倍以上のISVアプリケーションを実行できるとうたっている。(→詳細記事) (→関連記事)
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