大日本印刷、流通業などの電子チラシ配信をサポートするASPサービス提供

大日本印刷は、流通業などの電子チラシ配信を支援するASP方式の新サービス「オリコミーオ!電子チラシ配信管理システム」の提供を10月1日から開始することを明らかにした

» 2004年09月28日 20時24分 公開
[ITmedia]

 大日本印刷は9月28日、流通業などの電子チラシ配信を支援するASP方式の新サービス「オリコミーオ!電子チラシ配信管理システム」の提供を10月1日から開始することを明らかにした。

 大手食品スーパーなどを中心に、自社サイト内に、新聞の折込チラシを電子化して掲載するケースが増えているという。これは、チラシ制作時のDTPデータを二次利用して、顧客の来店を促進しようとする取り組み。今後は食品スーパーと同様に、折込チラシを配布することの多い不動産販売業やディスカウントストア、電器量販店など、幅広い業態に拡大することを同社は想定している。

 多店舗展開する大手小売業では、チラシの制作を本社や支部で集約していることが多く、特に食品スーパーなどの場合はチラシを制作する頻度が高いため、電子チラシ配信の作業が大きな負荷となる。

 そこで同社は、作業負荷が小さく、低コスト、短期間で電子チラシ配信を行うサービスを開始することになった。

 同サービスは、企業のWebサイト内に、新聞の折込チラシをそのままの体裁で掲載するためのASPサービス。電子チラシ配信用のサーバシステムはすべて、DNPのデータセンター内で運営される。導入企業は、サーバの運用管理の作業が不要となる。

 初期費用は60万円から。月額の費用は14万円からとなっている。

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