ステラクラフト、企業向けRADIUSサーバの最新版を販売開始

ステラクラフトは、企業向けRADIUSサーバ「Enterpras Std 2.0」の販売を開始した。

» 2004年10月04日 17時57分 公開
[ITmedia]

 ステラクラフトは10月4日、企業向けRADIUSサーバ「Enterpras Std 2.0」の販売を開始した。

 同製品は、数十人規模から数千人規模の大組織まで対応できるRADIUSサーバで、ID/パスワードによる通常認証のほか、EAP(IEEE802.1x)認証、RASセキュリティの認証トークン「SecurID」、MACアドレス認証などに対応している。通信事業者向けの「Enterpras Pro」をベースに、企業や学校のネットワークアクセスに必要な機能を抜粋した。

 必要最小限の知識でRADIUSサーバの設定をできるよう、用途別の設定ガイド機能を搭載したほか、あまり使わない機能を普段は非表示にするなど、設定・管理を簡素化した。また、大規模組織での利用を考慮して、対象ユーザーや認証機器をグループ化して管理する機能を備えた。

 LDAPなど外部ユーザーリポジトリを利用できる連携オプションも提供する。PKIベンダーのCAシステムを利用している場合には、デルタ形式を含むCRLの定期取得機能を利用できる。

 価格は、登録ユーザー数30人までで25万2000円から。同社は、アプライアンス製品化やOEM供給も検討しているという。

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