ジャストシステム、独自解析技術を採用したExcelデータ活用システムを販売開始

ジャストシステムは、「表」を対象にした検索ができるExcelデータ活用システム「TableFinder」を販売開始する。

[ITmedia]

　ジャストシステムは10月5日、Excelデータ活用システム「TableFinder」を10月21日から販売すると発表した。

　TableFinderは、従来の検索では対応できなかった「表」を対象に、検索、絞り込み、再整理ができるシステム。Excelファイルをサーバに蓄積するだけで、各種の表情報をそのままデータベース化し、活用できる環境を実現できるという。

　同社独自の解析技術により、Excelファイルの表部分と、その表から項目とデータを抽出し、項目とデータを関連づけた検索が行える仕組みだ。フォームの異なるファイルでも、項目とデータが含まれていれば検索可能。たとえば、「厚さを0.1mm」や、「売上1,000,000円以上の営業案件」など、その情報を含むファイルを簡単に見つけ出せるという。また、複数ファイルから必要な項目だけを選択、絞り込みすることで、データを再構成できる。

　データベース化されていない表を含んだ大量の電子データを、人手をかけずに項目とデータの観点で整理する際や、既存データの実態を把握して本格的なデータベースへの移行設計を短期間で行うなどの用途に適している。

　動作環境は、サーバがWindows 2000 Server／Server 2003。クライアントはInternet Explorer 6.0以上。対象ファイルはExcel 97／2000／2002／2003。

　価格は30万円（税別）。なお、2005年3月31日までの期間は、キャンペーン特別価格として19万円（税別）で提供する。