永和システムマネジメント、UMLモデリングツール「Jude」の製品版を発表

永和システムマネジメントは10月12日、Java言語とUML1.4によるオブジェクト指向設計をサポートするUMLモデリングツール「JUDE」(ジュード)を11月1日から発売すると発表した。

» 2004年10月13日 16時22分 公開
[ITmedia]

 永和システムマネジメントは10月12日、Java言語とUML1.4によるオブジェクト指向設計をサポートするUMLモデリングツール「JUDE」(ジュード)を11月1日から発売すると発表した。

 同社はこれまで、Judeという製品を無償で提供してきたが、機能拡張とサポートに責任を持つというメッセージを込め、今回製品版JUDEを発売することとなった。

 JUDE/ProfessionalはこれまでのJudeの操作性を継承しつつ、新たにXML形式のインポート・エクスポート機能、開発者間でのモデリング情報マージ機能をはじめとした開発で必要となるプロフェッショナルな機能を搭載した。

JUDE/Professional(クリックで拡大します)

 製品ラインアップは4種類。JUDE/Professionalのほか、JUDE/Professional版の機能のほか、チーム開発機能(クライアント側)を持たせたJUDE/Enterprise、チーム開発時のサーバ側となるJUDE/Server、チーム開発用のライセンスパックである「JUDE/チーム開発パック」(Server×1ライセンス、Enterprise×5ライセンス)が用意される。

JUDE/Enterpriseでは、サーバと組み合わせて使用することで、一元的なリポジトリ管理とモデルの共有が可能なほか、クライアント・サーバ間はSOAP通信やSSLに対応し、インターネット上でも安全にモデル共有が可能となっている。

 動作OSはWindows2000 SP1以降/WindowsXP Professional。Java環境はJ2SE1.4.1_07以降またはJ2SE1.4.2_05以降でJ2SE5.0はサポート対象外。

 価格は、JUDE/Professionalが2万9400円。年間サポート料金が6300円から。なお、発売記念キャンペーンとして、JUDE/Professionalが12月20日まで9800円で購入可能。

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